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聖プロコピオ殉教者   St. Procopius M.         記念日 7月 8日


 プロコピオは非常に厳しい苦行の生活を送っていたので、彼の同時代の教会歴史家エウゼビオは、「彼は死人のように衰えたが、神の言葉を読んで霊魂に大きな力を与えられ、体も回復した」と伝えている。プロコピオは、ほとんどパンと水だけで生きて、時々一週間断食することもあった。

 プロコピオはエルサレムで生まれ、スキトポリスで教会のために働いた。温和で謙遜であって、聖書をよく学び、シリア語にも堪能であった。

 ある日、彼は数人の仲間と共にカイザリアへの宣教に派遣された。その頃は、ちょうどドミチアヌス皇帝の迫害が始まった時で、カイザリアの総督はプロコピオに斬首の刑を宣告した。「私達の最初の迫害の年に、プロコピオは一番の早道で永遠の生命に旅立った。カイザリアにおける最初の殉教であった」と、エウゼビオは書き残している。